地域特性、社会情勢の動向、賃貸住宅需要の変化等に応じて、シングル向けからファミリー向けまで幅広いテナントを対象とする物件に投資し、以下の投資比率を目標に住戸タイプの分散投資を図ります。
住戸タイプ |
投資比率(注) |
定義・分析 |
シングル・タイプ |
30~50% |
定義 |
専有面積が30m2未満で、主に単身者向けのワンルーム、1DKタイプの住戸 |
分析 |
企業の単身寮廃止・晩婚化等のトレンドから、需要は旺盛であり、かつ一時的住居というニーズの性格からも、現状では最も大きなマーケットを形成している。 |
コンパクトタイプ |
30~50% |
定義 |
専有面積が30m2以上60m2未満で、主に単身者及び小規模家族(2~3人)向けの1LDK、2DKタイプの住戸 |
分析 |
都心回帰、20~30代の個性的なライフスタイルを求める傾向、また、高齢者層の潜在需要等から、有望なマーケットを形成している。 |
ファミリー・タイプ |
10~30% |
定義 |
専有面積が60m2以上100m2未満で、主にファミリー向けの2LDK、3LDKタイプの住戸 |
分析 |
都心部にあっては、日本人の富裕層を中心に根強い需要があり魅力的な投資対象であるが、マーケットの規模は比較的小さい。
都心部以外の地域にあっては、分譲特に中古マンションとの比較で現状では賃貸住宅の優位性が一般的に見出し難いことから、立地やデザイン性等の差別化が図れる物件を厳選する。 |
ラージ・タイプ |
0~10% |
定義 |
専有面積が100m2以上で、主に外国人向けの高級賃貸住戸 |
分析 |
マーケット規模が小さく、外資系企業の動向等に左右される。
有能と判断されるPM業者(オペレーター)の管理運営による優良物件を厳選する。 |
ドミトリー・タイプ |
上限20% |
定義 |
浴室や洗濯機置場が無く、物件内の共用施設(共同浴場・ランドリー等)の利用によって賄われる住戸 |
分析 |
一般の住戸タイプと比較して汎用性に劣るが、後記の運営型賃貸住宅に属する場合のみ投資が可能となる。 |